介護保険では、要介護事に1か月に利用できるサービスの金額に上限(限度額)が設けられています。事業者への支払いは原則として利用料の1割。もしくは、2割か3割。限度額を超えてサービスを利用した分は、全額自己負担となります。1割か2割、3割かは所得によって決まります。所得上位20%の層が2割、具体的にいうと、本人の合計所得金額が160万円以上にあたる人です。但し、65歳以上の人が2人以上いる世帯では、世帯の合計が346万円未満の場合の自己負担は1割。2018年8月からこれまで2割負担だった人のうち、特に所得の高い一部が3割負担となりました。負担割合は、要介護認定を受けた全ての人に、自治体から送られてくる「介護保険負担割合証」で確認しましょう。
介護保険サービスの利用費