介護を受けたり、寝たきりになったりせずに日常生活を自立して暮らすことができる期間を「健康寿命」と言われる。厚生労働省のデータによると2019年度は男性が72.68歳、女性が75.38歳とのこと。世界で老化、虚弱化などに対する研究が活発に行われており、数多くの科学的知見が出ているようだ。それらから長寿になれるかどうかには、遺伝性要素の影響は25%程度と言われている。残りの部分は「自分で管理可能なもの」と言われている。健康的な生活実現のためには、「当たり前」とされていることに、いかに新たな気持ちで継続的に取り組むのかがカギになるのではないだろうか。
健康寿命