認定調査

介護保険の認定調査は、全国一律の方法によって、心身の状態や日中の生活、家族・住居関係など74項目について聞かれます。調査にかかる時間は通常1時間程度です。介護保険の認定調査では、気を付けたいポイントがあります。きちんと認定されないと、本来受けられるはずのサービスが利用できない場合もあります。気を付けたいポイントとして、認定調査に家族が付き添うほうがいいと思います。親世代は、遠慮深かったり、プライドが高い人も多く、何でもかんでも「できます」「問題ありません」と答える傾向があります。認知症があっても、初めて会う調査員の前ではシャキシャキ振る舞う傾向があります。調査の日は、仕事を休んででも付き添うことがおすすめです。もし、親が事実と異なることを言ったら、本当のことを伝えましょう。「特記事項」として書き添えてもらえます。親の日常の様子、何に困り、どの様な介助を必要としているか、など事前にメモしておくとよいでしょう。親が焦がした鍋や、同じものが大量に入っている冷蔵庫の様子を写真に撮り、調査員に見せたという方もいました。